市議会議員との意見交換会 議事録

2017年10月15日 09:31

8月4日、8月14日、8月17日に行われた市議会議員と府連協三役との意見交換会の議事録です。

なかなかの読みごたえですが、ぜひ目を通してください!

学童の充実と市政は切り離して考えられません。こどものこと、学童のことを考えてくれる市議会議員さんを増やしていくのも、府連協の活動として重要です。


市議会議員との意見交換会

                                        2017.8.4

参加議員
府中市議公明党:高津みどり様
生活ネットワーク:西埜真美様
府中市議会市民フォーラム:西宮幸一様
民進:杉村康之様

進行:副会長(Gさん)

議事録:事務局(Fさん)

19:00~21:00 中央文化センター:和室

・会長挨拶

・役員紹介

・要望書の読み上げ

・質疑応答

(西埜さん)
約10年前から同じようなことを要望しているがあまり改善されていない。
 今1番の問題点は「児童数の増加」。
1小・2小・5小、特に2小の児童数が増えており、昨年度、一般質問で質問したり要望したりしているが2小自体の校舎のこともありまだ決まっていないのが現状。 

Q:けやきッズの使い方について感じていることがあれば教えていただきたい。

  (市からは「保護者の皆さんもうまく使い分けているのですよ。」と聞く。使い分けをすることで学童の定員はいつもいっぱいではない。との回答をもらっている)

   *個人的には学童とけやきは完全に別物と考えている。

    (一部の保護者から、けやきッズがあるから学童へ行かなくても良い。等のはなしを聞いた)

(0副会長)

A:第七学童クラブ、七小は小規模で、6年生までの受け入れもできる。昨年度、年度途中にけやきッズの委託業者が変わりシルバーセンターになった。良くも悪くも見ているだけという状態になり、日常的に児童同士のトラブルが発生している。親としては怖いので、今年度は学童一本にした。他にも、けやきッズのお迎えに中学生の姉がいったところ「なぜ、親が迎えにこないのか。」と、怒られ迎えにいくのがイヤになってしまい今から学童に入ろうか。と検討中。

   *現在の7小けやきっずは評判が悪い。

(西埜さん)
   それは、委託先が変わったことが原因なのだろうか。

(0副会長)

   そうです。それまでトラブルはありませんでした。

☆昨年度実施アンケートでは学童へ通っている子どもの中でけやきッズにも登録をして使い分けているという子どもは1552人中214人。13.8%でした。

西埜さん:一時期、けやきッズと両方登録しているという子も多かったが意見数からは登録数が減っているというのが実状。


(杉村さん)
Q:指導員さんの質について、質が良くないということなのか?

A:そういう問題があるのも事実。

実際に市役所へ連絡がはいる指導員さんもいるが1回でも保護者から苦情等がきたらその都度、個人に対して指導を行っている。指導員のための講習会(保護者への対応等)も今までより増やして実施している。

☆キャリアアップについて課長さんより、市の嘱託職員には学童だけでなく保育園や図書館等いろいろな部署があるため「学童だけ」という風にこういう制度を使うことは難しいと回答あり。

(Sさん)

→市で雇っている嘱託職員は沢山いるが、学童の指導員さんは国の定めた「放課後児童支援員認定資格研修」を受講している。

他の嘱託職員よりもいろんなことをすごく勉強されているのに市から見ると、嘱託は嘱託という同じくくりに入れられてしまっているが、同じではないことを理解してほしい。

 キャリアアップ処遇改善事業は、全国の保護者の声が国を動かしてくれた結果。

全国的に見ても、正規職員よりも嘱託職員数が多い。

☆キャリアアップ処遇改善事業:放課後児童支援員の資格を取得したもの→月額約1万・年額12.4万円

 経験年数が概ね5年以上の放課後支援員で一定の研修を受講したもの→月額約2万・年額24.8万円

 経験年数が概ね10年以上の放課後支援員で一定の研修を受講した事業所長的立場にあるもの→月額約3万円・年額37.2万円

 国が補助を出す。正規・嘱託両方適応。

(Iさん)

嘱託職員の給料は年額100万~150万。

→家族がいて男性のかたには、厳しい金額。

(Sさん)

一人で生活していくのもやっと。

しかし、学童の指導員というは経験がものをいう仕事。にもかかわらず、嘱託のかたの給料は同じ。

(Iさん)

☆国が保護者の声を聞いて動いてくれているのに、現場に反映されていない現状。

(西宮さん)
Q:今年度の要望書は今までに比べ情報公開に関することが多いのは何か特別なことがあったのか?
  市の市政、やり方の中でわかりにくいところがあったのか。

A:昨年実際に市役所の掲示板に「府中市学童クラブに関する~を一部改定しました。」という紙が貼られていた。保護者への通達もなく掲示しただけでは市民に対して開示したということにはならない。

・放課後子ども教室と学童クラブの市の窓口が同じ→もっとわかりやすくしてほしい。

 (二つの違いを理解している保護者と理解していない保護者がいる。)

☆放課後子ども教室と学童クラブの違いを市が明確に打ち出していない。

(西宮さん)
役割の違いをもっとハッキリとわかるように説明してほしいといことですね。

(Sさん)

保育園の料金についても昨年度、料金体計に変更があったが保護者へは通達なくいきなり提示された。

市が保護者の意見も聞かず勝手に民営化に踏み込んだにもかかわらず保護者が痛みを伴うのはおかしい。

☆市が決めたことをもっと早い段階で情報を頂きたい。という願い。


(西宮さん)
Q:放課後こども総合プランに基づく「運営委員会」についてどのような面で要望されるのでしょうか?また、どういうものを期待されているのか?

(Sさん)

A:昨年度、市のアンケートを実施する際に主旨を確認きいたところ「アンケートの結果によっては民営化にせざるを得ない」という発言をされたので、もし民営化をするのであれば、保育園の民営化の時のようなやり方をしてほしくないという思いがある。市が市だけで運営を決めるのではなく保護者の声も聞き入れて一緒にいいものを作らせて頂きたい。そのために、もし民営化へ進んでいくとするならば保護者も協議会にいれて頂きたい。

(西宮さん)
Q:施設の面積について1小2小3小の他にも足りていないという声はあるのか。

A:10小・住吉・四谷、開発等で人口増加が見込まれる地区はとくに足りていない。

☆1.65㎡は畳約1畳分。その中には、トイレや準備室のスペースも含めて計算されている。

 子ども達が生活するスペースが1.65㎡ではないので、全施設の面積を人数で割っても足りていないということは実際に使えるスペースはもっと狭い。

・震災で被災された方々と同じようなスペースで、3日間生活するのが限界と言われている中、学童の子ども達は3年間生活している。これが、極度のストレスになり、後にパニック障害等を引き起こす要因になりかねない。


●三多摩地区と比較して府中市の現状●

小学校22校、学童数22クラブ、しかし、支援の単位は53。

支援の単位とは...おおむね40人以下での運営。

支援の単位というものが作られたことによって1つの学童を分けることが許されてしまった。

実際には分けられていない状況でも、分けて運営していると申告を出して補助金をもらっているのが現状。

入所児童数...2015年度1975名→2017年度2015名   2000人越えをした。

1単位の平均人数38人 →本当は38人で1つの学童がほしいので53か所、学童が必要ですが実質22か所しか作って頂けていないというのが府中市の現状。

十数年府中市は学童に予算をつけて頂けていない。一つも学童が増えていない。

十小が第二学童を作る。という動きがあったが、放課後子ども教室ができるようにと文科省から通達があったことで、「放課後子ども教室ができるのであれば学童を増やさなくても良いんではないか。放課後子ども教室にこどもが流れていくだろう。そうすれば学童の問題も解消するのではないか。」となってしまい、予算も通り作る方向であった十小の第二クラブ建設の話が立ち消えてしまった。

☆府中市は良くも悪くも全入制(1年生から3年生までは)をとっている。

・待機児童7名これは4年生以降の数字。大規模学童へかようこどもは4年生以降の入所できていない。

・全入制→大規模化  定員制→待機児童

例)立川市:きっちり定員しかとらない。その結果待機児童数217名

  入れた子どもにとっては府中市よりも環境は良い。

☆本当は53か所学童クラブを作っていただいてみんなでゆったり過ごせることが1番良い。

・指導員総数→正規7:嘱託50:臨時100

待遇面があまり良くないところもありメンバーがどんどん変わってしまうので常に指導員さん不足。

・育成料→5000円・間食料→1800円

平均的。おやつに関して、ジャンクフードはやめてほしい。等意見はでているが、改善はされてきている。

・保育時間→8:30~18:00(夏休みのみ登録制で8:00から)

今年度から、学童クラブを利用し始めた親にとってはなぜ夏休みのみ8:00からなのか。という意見がすごく多い。


●三多摩全体の学童保育の状況●

学校数:2001年度 459校→2017年度 437校  (-22校)

学童数:2001年度 424クラブ→2017年度 695クラブ  (+271クラブ)

※府中市は全く増えていない。

支援の単位:1003  学童数695に対して必要なのは1003。おかしい。

入所児童数:2001年度 20870名→2017年度 38862名  (+17992名)

障がい児:2001年度 414名→2017年度 1186名  (+772名)

どこの学童にも障がい児がいるような状況ですが周りを取り巻く環境をもっと手厚くしていけたらよいのではないか。

待機児童:2001年度 546名→2017年度 1706名  (+1160名)

学童へ入りたくても入れていない子どもが増えている。

Q:通級の固定級が出来た場合、空き教室が無くなるのではないか。

A:放課後子ども教室は原則、放課後使える空き教室を使うことになっている。6小はたまたまプレハブが空いたのでそこを放課後子ども教室が使っているが、学童を建ててほしいという要望は出している。

例)2小

今年度1年生が184名6クラスに対して昨年度6年生が4クラスだったため2クラス足りない。

そのため、会議室を潰し教室を作ったが、まだ足りないので2年生186名を5クラスにさせられてしまった。

・2小は学校の教室がないという根本的な問題もあるので通級の固定級は作らない。


●放課後子ども教室について●

西埜さん

空き教室のスペースが足りなくなっているところもいくつか聞いているがなんとかやっている。
しかし、登録制ではないため1日にくる児童の数が予測出来ない。受託されている側もすごく苦労している。夏休みも学童に近づけるためお弁当を持ってきても良いことにしたが、それはそれで良いのだが放課後子ども教室を受託している側からすると負担が大きくなっていていまの予算で学童と同じものを求められるのは厳しいと声を上げ始めているのが現状。
☆学童と放課後子ども教室は切り分けて考えなくてはいけない。
・市議会議員としてもですがそれだけなく保護者の方の理解も必要。

(Sさん)

学童へ行っている子どもをもつ親なので、学童の施設について要望を出しているが学校全体でみた時におおもとである学校自体の設備が整っていないといけない。そこが整わないとその下にある学童クラブや、放課後子ども教室の運営が定まらない。

(西埜さん)
民営化の話もありますが、今現在、具体的に動いているわけではない。と聞いているが、先ほどの「見せかけの53の学童」を公設公営でたもつためには建物のスペース的には無理だというのが市としてはある。だとすると保護者としてどうしていくのか。民営化の話が出るときには必ずセットで「学校についている学童がいいですよね?そこに預けたい人ばっかりですよね?だから、民営化で別の場所に学童をつくっても、そこに集中してしまうので、このやり方しかないんです。」と説明を受けたことがあった。公設公営が無理なのであれば民営化を検討したほうが良いのではないかとも思う。ただ、民営化をするに際しては保護者を運営委員会に入れる等の条件をつけなくてはいけない。例えば、今の学童と近い所に施設を作るもしくは借りるなど、今、具体的には話をしていないので計画はありませんが今のままでは狭すぎるというならば、そういう考えをまとめていかなくてはいけない。

(Iさん)

公営の学童はそのまま残して民営の学童を認可として設置し、例えば育成時間を19:00まで預かれるようにしたとしてそういうところにニーズのあるご家庭はそっちを選んでもらったらいい。と、いうような形になるのではないか。公設公営だけだと全体のことなので差別化がなかなか難しいところでもある。民営化にした方がそういうところが柔軟に対応できる。

以前は「公設公営を守ってください」という論調だったのですが、今は「民営化してもしょうがない」というのが保護者の声としても少しずつでてきている。

(西宮さん)
Q:他の自治体でも民営化の話がでてきているのか。

A:話がでてきているというより、実際に民営化を取り入れている自治体が多い。

(高津さん)
実際に民営化について聞いたところ、民営化したからといってすごくお金がかかるということはない。
時間のことも聞いてみたが1番ネックになっているのは、やはり人材確保。市としてはいろいろなパターンを作って会議をし、「こうしたら延長保育が出来るのではないか。」というプランも作った。延長保育となると今まで2交代でやっていた指導員さん達を3交代にしなくてはいけない。ただ、3交代にしたらそれだけの人数が必要になる。しかし、今は公募をかけても人が集まらないという状況中で時間を延ばすとなると人材の確保が難しい。
「人材が足りていないのはどのくらい前からですか?」との問いに「2年前くらいからそういう状況になっている」と返答。しかし、指導員をやりたいとはいっても誰でも良いという風に市としては受け入れられない。面接をしている。
春休みに1小の学童へ見学にいかせてもらったが、ひどかった。
お昼寝の時に見学をしたが、子ども達がほぼえんぴつ状態で寝ていた。それでも、場所が足りなくて、春休み中で使っていなかった放課後子ども教室の教室をお昼寝の時だけ1年生が使っていた。学童は学童の建物だけだが足りないところはそういう風にしていた。市としても、増やすことが出来ない状況の中で今までは別立てにしていたものを空いている所を学童で使えるように工夫をしている。


Q:学童ごとに違うとは思うが1日の出席率はどれくらいなのか?指導員さんからも全員が毎日くるわけではないと聞いている。

A:府中市全学童クラブの出席率の平均は74.8%

  どこの学童も平均して70%台の出席率。

(Sさん)

府中市は学童を増やす気がない。増やす気があるのであれば、民営化にしてでも増やしてもらえていたはずなのに、そもそも、学童を増やす気がないのではないか。民営化で業者を選定すれば、業者さんが指導員を雇って管理は業者さんがすればいいことなので府中市が「職員が足りないので学童を増やせない。」ということにはならない。

(西埜さん)
予算ベースでみると放課後子ども教室の新制度が出来たときに、そっちに流れたという現状があった。
「学童よりも放課後子ども教室に比重をおく」ということが決まってしまった。放課後子ども教室は全児童対象で、学童は必要な子どもに必ずつけてほしい支援ということで、各々が別だということを市もわかっているとはいっているが保護者ももっとわかっていなければいけない。
新しい学童を作るという計画はない。増設についてもなかなか話が進んでいない。増設するのであれば敷地の中に出来るかどうか、そこでも市として危惧するのは、今まで恵まれていた学校敷地内にある学童とは別に、他のところに民営化した学童を作ってやっていけるかどうか。というところを心配している。

(Iさん, Sさん)

小平市は、定員を超えて、それが2年続いたら学童を一つ増やす。という風になっていてどんどん増えていっているが、全部が隣接している。というわけではない。

(西埜さん)
調布市ももともと、学校とは違うところに学童を作っていた。
・府中市は恵まれている。学校の敷地内にあり、全入、放課後子ども教室も毎日やっている。
他の市からすれば羨ましがられるところもありながら環境面では違う話。
どういう状態が子どもにとって良いのか。というところは行政としても考えている。

(Hさん)

「預かってくれている場所があればいいや。」という風に思っている保護者が多いのではないかと思う。

だから、放課後子ども教室が充実したらそっちに流れてしまう。

(Sさん)

学童の全入を廃止してはどうか。

(西埜さん)

定員をつくって...

(Iさん・Hさん)

全員は入れないとなると保護者は運動をし始める。

今がすごく恵まれているから。

全部を定員制にしたら保護者は焦ると思う。

(Sさん)

母子家庭・父子家庭の子ども達は4年生から通えないとなると困る。

実際に、3小の保護者で、母子家庭の保護者が3年生までしか通えないからどうしよう...といっていた。

7小・9小・武蔵台・矢崎のように小規模の学童では希望すれば6年生まで学童へ通えるが、それ以外の学童ではどんなに必要性があっても学童へ通えなくなってしまう。(障がい児は別)

実際に、4年生以降になっても学童へ通わせたいと思っている保護者は沢山いる。全入を廃止してでもそういう保護者への救済措置がほしい。

(Iさん)

定員をつくって、学童へ入れなかったらそれこそ民間へいく。本当に必要であれば。

(Hさん)

「こども子育て新制度」の中でおおむね40名以下、1.65㎡とでてきたときに初めて「あ!そうなんだ!」と思い、今まで全入ありがとう。ですごく助かっていたから公設公営でよかったが、それがでてきたことで「このままでいいのだろうか」という疑問と、でも全入はしてもらいたいという葛藤が生まれた。

(Sさん)

4年生の壁ができている。アンケートをみても約6割以上の保護者が4年生以降も学童へ通わせたいと考えている。でも、うちの学童では無理だとあきらめている保護者も多いと思う。

(西埜さん)

うちの子どもも待機児童にしてみた。「どうせ入れませんよ。」といわれてしまうのが悔しくて...

そうしたら、「南町学童クラブなら空いていますよ」といわれた。→2小からは通えない。

(Sさん)

今、待機児童を増やすことは世の中の流れに逆らっているとは思うが、保育園の待機児童を改善させて保育園を増やしてしまえば、その先にある学童はもっとパンクしてしまう。そういうのも考えて整備をしないといけないんではないか。現状、1小、2小地域は新しいマンションが次々とできている。

(西埜さん)
☆4年生以降は、放課後子ども教室を活用する。という市の方針がでてしまっている。
 実際は、放課後子ども教室のメインは1・2年生で高学年は行っていない状況。
3年生でも厳しい。

(Sさん)

・6時間目が終わって帰りの会をやったら4:00。冬場なら4:30にはもう帰る時間。

 そうなると利用できる時間が少ないので高学年では申し込まないのではないか。

(西宮さん)
Q:学童に通わせなくてはならない事情を市は感覚的・データ的に把握しているのか。

A:学童へ入所する際、市に書類を提出しているので個々には把握しているが全体的なデータはとっていないと思う。

昨年度のアンケート結果より...母子家庭全体の9%→139名 父子家庭0.6%→9名

 

(西宮さん)
考え方を変えるのであれば、実際に通われている方の状況がどうなのか。というところがないといけない。
学校施設も府中市は増やす気がないが一部では「今の数でいいの?」という声があがっている。


(西埜さん)
2小は、増築または建て替えという方針。

(Fさん)

施設の改善についての運営費3116万4千円が新しく予算に入った。

市の担当課との話では、「学校の建て替えを行うときに一緒に学童も建て替え等をお願いしたい。」といってはいる。と報告されたが、これから運営委員会を設置して動いて行くにしても、それが実現するのはかなり先の長い話になる。

育成面積について、出席率に対して面積が足りていない学童→1小・2小・5小・白糸台小

全体の児童数に対して面積が足りていない学童は13か所。府中市全体を平均的にみても1.57㎡なので、国の基準は満たしていない。

(Sさん・Iさん)

南白糸台学童クラブの移転問題もここ十数年解決していない。やる気がないのではないかと思ってしまう。

(Tさん)

南白糸台学童では、とくに問題はおきていない。学童クラブ内の環境は他の学童に比べれば良いと思う。

ただ、学校から学童が離れているというところが問題。

(高津さん)
Q:若松学童については信号を渡るが問題はでていないのか。

A:とくにでていない。

(杉村さん)
Q:今回の要望書について市から回答を得られているところはあるのか。

A:そもそも指導員さんが足りていないことが全てに繋がっている(時間等)。

  指導員が足りていないということは、そもそも最低限のラインにも立てていない現状ではそれ以上

のことはなにも出来ません。という回答でした。

(高津さん)
Q:親の帰りが遅く、18:00までの延長は使わず集団下館で帰り留守番をしているといくこどもはどれくらいいるのか(トワイライト等も使っていない)。

A:18:00までの延長を毎日利用している子ども以外の子どもの利用しない理由は回答数1196名の中の416名(およそ3分の1)が留守番と答えている。

 トワイライト・ファミサポを利用しているのは、71名

 →使いづらい。急な残業等に対応できない。

(Fさん)

お弁当の宅配について、やってみないとどうなるかわからないので試験的にでも検討できないかと提案した。

基本的には保護者が注文を取り、お金を払い、責任を負うという条件。

その中で受け取りや配る作業を指導員さんがやるのか、保護者がやるのかという話をした。

☆指導員・保護者・依頼先の了承のもと少人数の学童で試験的に実施を検討。

(西埜さん)
実際に夏のお弁当について検討したことがあった。
お弁当自体は保護者とお弁当屋さんで契約ができるが指導員さんの理解がないとできない。
やってみたいという気はあったが断念した。

(Fさん)

実際に父母会で宅配お弁当の話がでたので、住吉の指導員さんに聞いてみたが、1度市を通して頂かないと、ここでは判断できません。と回答。

(S会長)

現状、指導員さんの数が足りていないのに、お弁当を配ってもらうとなると指導員さんの仕事を一つ増やすことになる。その間、子ども達は誰がみるのか。という問題もある。

(Fさん)

6・指導員の接遇改善の項目、指導員の指導要綱の開示について

→後日開示して頂けることになりました。

(杉村さん)
Q:なぜ指導要綱を確認したいのですか?

A:問題のある指導員さんが異動していた。

  18:00お迎えを使っている保護者が公共交通機関を使うと本来なら間に合うはずなのに場合によっては間に合わなかったりすることがある。そうなると「トワイライトを使ってください」や「電話くらいできますよね」等言われてしまう。というようなことがいろんなところで起こっていた。

市として指導員はこういう方針に則って指導していきます。というのを作って行きます。と課長さんがおっしゃっていたので、もし、できているのであれば開示してほしい。


<2017.8.10 グリーンプラザ1F   共産党府中市議団 結城 亮様>   

☆10月6日三役会に参加の意向。

☆まだ、行ったことがないので児童数の多い学童(1小・2小・3小)と児童数の少ない学童(7小・9小・武蔵台)を見学に行く。現場の意見をしっかり聞いて時間をかけて取り組んでいきたい。(けやきッズも見にいったことはない。)

・9月の定例会には間に合わないので、12月に深めてやりたい。(1度取り上げたいと思っている。)その際に現場を見て来て、皆さんの意見ももう一度聞きたい。

・6月に「2小の教室をどう確保するか」を取り上げた。

 →これだけマンションが建ってしまっているので、良い方法はなかった。

・昨年度、12月の一般質問で生活ネットワーク西埜さんが学童について問題を取り上げた。

 →保育所の問題をあげる議員は多いが学童の問題を取り上げる議員はいない。

☆一般質問で議題にあげるということは、行政も無視はできない。効き目はある。ねばり強く声を上げ続けないと行政は動かないのであきらめない。

・小学校の建て替えについて、見学に行ったが、自分が子どもの時のような学校の光景に驚いた。あまりにも古い(椅子・机・黒板・トイレ)。

→日本の文部行政は粗末。教育も貧困。

今年度、文教委員会担当・任期1年


<2017.8.14 武蔵台文化センター1F 府中リベラル 稲津 憲護様>

☆10月6日三役会に参加の意向。

・待機児童数7人は見かけ上の数字。

・学童クラブの見学へは行ったことがない。

・1番児童数が多いのは2小・3小?

→ 全体的に学童数、床面積ともに足りていない。

・放課後子ども教室とは一体化してほしくないというのが府連協の意見

→はじめは学童と放課後子ども教室を両方利用している子どももいたが、現状は放課後子ども教室を利用する学童の子どもは減っている。最初だけだった。

・けやきッズは時間帯が学童とは異なる。(学童のかわりにはならない)

→時期によって終わる時間が異なる。お迎えが必要。

☆府中市は「けやきッズを充実させよう」という動きがある。

Q:7小・9小・住吉の指導員の人数は足りているのか。

A:住吉は常時5人程度。9小は通級と支援校があるので障がいのある子どもが少し多いかもしれないが、障がいのある子ども3人に対して1人指導員をおく決まりがあるので、指導員の数は多い。

Q:7小の子どもが9小の通級へ通っているから、9小学童は障がいのある子どもが多いのか。

A:7小の子どもが9小の通級へ通っていても、学童は7小へ行っている。

Q:夏休み期間中の学童の様子はどうか。

A:(7小・O)8:10~18:00 お迎えへ行ったときに見る子どもは2~3人。登館時は1~2人。

(9小・Y)お迎えは間に合わないので、集団下館で帰宅後、お留守番。

(住吉・F)集団下館→留守番 1年生で始めはよかったが夏休み前から1人で家にいるのが怖くなってしまい、頻繁に電話をしてくるようになった。様子はわからないが、行きたがらない。

・自分の時代とは全く違う。自分が子どもの頃はお友達のお宅にお世話になっていたが、今は他の家庭に迷惑をかけられない。

Q:保育時間の延長は夏休みも含めて必要か。

A:保育園は延長をやっているのに1年生になった途端に18:00までにお迎えというのは難しい。

  →結果:1人でお留守番

Q:他の市は19:00までやっているのか。

A:三多摩の他の市は公設公営でも19:00までのところもある。

Q:ごはんはどうしているのか。

A:民間業者は出している。急な延長にも対応している。(オプション)

☆19:00までの1時間を延長するだけでもだいぶ違う。

4年生以上の受け入れ

・シングル家庭の子どもは4年生以上になっても学童が必要。

・小規模学童で入れている所はいいが、大規模学童で学童が必要でも入れていない子どももいる。

・しらとりのような施設が近くにあればいいが家の近くにそのような施設がある子どもばかりではない。

Q:要望書は22学童が出しているのか。

A:20学童。

Q:白糸台学童クラブは参加していないが、参加していなくても、それでなんとかやっていけるのか。

  円満にいっているのか。

☆9月の定例会に府連協として陳情することはあるか。

☆予算要望:10月中頃までに。→予算要望書を出すか。

・小学校は7小が一番古い。地盤沈下していて保健室の窓がゆがんで窓に隙間ができている。耐震工事はしているが地震等がきたときに建物自体がかたむいているというのはすごく危ない。

☆全部は難しいが実現可能なところは少しでも実現出来るようにしていきたい。


<2017.8.17  府中市議会市政会幹事長 臼井 克寿様>

・善良できるように対応させて頂きます。


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